体外受精⑦ 6w 0d セカンドオピニオン
妊娠陽性反応が出て3回目の受診になりました。
この日、6w0dの身体はどんなかんじだったかというと
妊娠初期症状は全くなし。
妊娠初期症状とはいわゆる吐き気、だるさ、眠気、風邪の初期症状のような状態や足の付け根の痛みなど体に感じる違和感です。
おりものは依然として茶色。明らかに血液が混ざってると思われる生理の終わりかけのような状態でした。
そして、祈るような気持ちでエコー検査へ…
やはり胎嚢確認できず…
ここまでくると、子宮外妊娠を恐れ始めます。
しかしエコーでは確認できず。
まだ妊娠検査薬が陽性を示しているので引き続き様子を見ようという診断結果に。
しかしこの時、私が受診していたのがクリニックの長期休みの期間直前だったため、
先生が万が一子宮外妊娠だったら困るということで紹介状を書いてくださり、少し家から遠い総合病院を休みの間に受診することになりました。
車でおよそ40分かかるところにあるその病院。
でも今思えばとってもいい機会でした。
不妊治療専門のクリニックには良い点として、
妊婦さんを見なくて済むのでナーバスにならなくて済むというところがあります。
長い長い妊活において、なんの苦労もなく普通に子どもを授かり幸せそうにしている方を見るのは正直辛い…という時期が必ずありますからね…
ただこの時に、普通の産婦人科を受診してみてそれがデメリットであるかもしれないということに気づきました。
不妊治療専門クリニックにはある種独特の空気が漂います。
私の超個人的主観に基づく分析ですが、
まず常にたくさんの方が長時間診察待ちをしているわけですが、とーっても静か。
みんな待ち時間が長いことを重々承知しているので、診察に呼ばれた瞬間ほぼ走って診察室に入るという暗黙のマナーがある。
不妊治療に臨んでいるためどことなくみんな真剣な空気をまとっている
つまりちょっと…空気が重いんです
そして産婦人科に行ってみると違いはあきらか。
ところどころから会話が聞こえる。
(もちろん病院なので小さめの声ですが)
妊婦さんやその家族が一緒に検診にくるためなんとなくハッピーオーラが漂う
そう、空気が違うんです。
長い間みていただいてたので、自分のこれまでの経過もよくわかってるしと思い
一度もクリニックを変えることはありませんでしたが、
長期間結果が出なくてクリニックの空気の重さに逆に滅入るようになってしまったら、
転院してみるというのも一つかもしれませんね。
さてさて、7w1dで総合病院の産婦人科受診です。
総合病院ではまずふたたびの尿検査と血中hcg数値の検査をしました。
そして結果は…
血中hcg数値239
上がってる…が低すぎる…
普通妊娠7wに入ると1万とかを超えてくるはずなのでこれはもはや絶望的かと…
尿検査はもちろん陽性。
依然おりものには血がまざっている。
最初に出血が始まったときから数えるともう25日も出血が継続していることになります😱
エコー検査で先生にもみてもらいましたがやはり胎嚢は確認されず。
でも先生としてはここで胎嚢が確認されないのにhcg数値が高いほうが最も怖い子宮外妊娠の可能性が高いということになるのである意味その心配は少なくて済むかな〜とのこと。
電卓みたいなものを出して、
妊娠週数が間違ってて実際は今妊娠5wとかなんじゃないかとかっていう可能性も模索してくれましたが、体外受精なのでそんな計算ミスもなく…
hcgが減ってくれないとまだ子宮外妊娠が0だと言えないので、
また1週間後に来てくださいと言われました。
その時にはもうクリニックも休みがあけてるのでどうしよっかなーと思いましたが、
主人が、セカンドオピニオンだと思って受診しとくのもいいんじゃないと言ってくれたので引き続きこちらの総合病院も受診していくことにしました。
そして帰り際、最後に待っていたサプライズがお会計…
や、安い❗️
普段クリニックでエコー検査をして帰ると1950円のお会計。
ところが総合病院のお会計はなんと400円弱!
(初診料は除きます)
子宮外妊娠かもしれないということで診てもらってるため、すべての検査が保険適用になってるんですね!
同じ血中hcgを調べる検査でも、不妊治療のクリニックでは1万円ほどかかりますが、
初めから子宮外妊娠かもしれないからという理由で診てもらった病院では、全部保険がきいて千円もかからないということです‼︎
やーあらためて自費診療の恐ろしさと健康保険のありがたみを痛感しました…(^_^;)