黄体ホルモン補充 坐薬(座薬)との戦い
体外受精にトライしている方なら避けては通れないもの…それが坐薬です😩
私なりに格闘した結果辿り着いたプロゲステロン膣座薬の入れ方を紹介します。
体外受精では自然に排卵するのを抑えるため、黄体ホルモンの分泌が抑えられています。
そのため移植の前後に必要になってくるのがプロゲステロン坐薬です…
坐薬ってなんか恥ずかしい…
そのせいで培養士さんに
「坐薬は使ったことありますか?」
と聞かれて、使ったことはあったので
「はい、あの…普通の…坐薬ですよね?」
とだけやり取りをして何も聞かなかった…
結果1日2回、12時間おきの坐薬を
私はおしりから始めたのです…
坐薬を渡された時に、
指の第2関節ぐらいまでしっかり入れこんでください
と言われたのでやってみましたが…
無理無理無理無理
ふーっ
と息をはいて
力を抜いて、
いざ!
ってやっても第2関節のハードルは高い。
さらに入れた後に私が苦しんだのは、
オナラです(^_^;)
すみません…こんな話で。。
明らかに普段のオナラとは違うオナラが出ます。
しかも入れてからしばらく横になって休んでから、
立ち上がった時に出る…という訳ではなく、
不定期で一日中しょっちゅう出ます😱
みんなこんなんなの⁉︎
こんなに苦労するの⁉︎
ともう頭の中にはてなマークが飛ぶ飛ぶ。
聞けばいいんですが、恥ずかしくてもう今さら病院で聞けなくなっていた私はネットの皆様にお世話になることに。
そこで目から鱗です。
え、お尻じゃなかったの(°▽°)⁉︎
膣坐薬…そうなの⁉︎⁉︎
お尻でも吸収には問題ないそうなのですが、
やはり入れやすさが全く違うのもあって通常は膣に入れて使うということを1週間ほど苦しんでから知りました。
確かにすんなり入る!(そりゃそうだ)
しかしここで気を付けなきゃいけないのがめちゃくちゃ漏れる!ということです。
・漏れて下着を汚さないようにすること
・しっかりと体内に吸収させること
・起き上がらなくても済むようにすること
・日中仕事していても入れられるように
この4つをクリアするために辿り着いた方法が、
・手袋を使う
・お尻からの座薬もうまく活用する
・夜用生理ナプキンを活用する
というものです。
まず、パウダーが付いてないタイプの使い捨て手袋を使いましょう。
料理なんかに使うブカブカのではなく、ドラッグストアに売ってるもう一つのタイプの使い捨て手袋です。
手術につかってるようなピタッとフィットするタイプで、内側にパウダーが付いてないものにします。
パウダーがついてると、その粉を落とすのに手を洗わないといけませんが、
坐薬を入れた後30分は動かないほうがいいので、
絶対パウダーなしがオススメです!
坐薬を入れたら中表にして手袋を外して、
そのままその辺にとりあえずポイしといて横になりましょう。
坐薬は体温ですぐ溶けるのでとにかく早く横になったほうがいいです。
それから坐薬を入れる前に夜用ナプキンを付けておくのを忘れずに。
こうしておけば坐薬を入れて横になったまま眠ってしまっても安心です。
12時間おきに坐薬を入れるわけですが、
昼間など横になれない時間に入れるのを避けたい時、
早朝坐薬を入れるためだけに一旦目を覚まし、
入れてからまた寝てしまうという事もよくありました。
そして私は、膣に入れる事に気付いてからも時々お尻から坐薬を入れていました。
というのも、お尻から坐薬を入れることのメリットとして断然漏れにくい!ということがあるのです。
膣坐薬を入れてすぐに立ったりすると絶対漏れます。
一度クリニックで坐薬を渡されて、一錠今すぐトイレで入れてきてくださいという事がありました。
結果下着を超えてデニムにまで付くという大惨事に_| ̄|○
しかも坐薬は油でできているので洗濯しても落ちない!!
また、坐薬を始めてしばらくしてからの血液検査で黄体ホルモンの数値が低かったせいで
1日3回に坐薬を追加されるはめに…
すると、どうしても日中仕事の合間なんかに入れないといけなくなって、
30分横になるという事が不可能なんです。
こんな時はおしりが役に立ちます( ̄∀ ̄)
しっかり入れることに慣れれば、
おしりから坐薬を入れた場合はそこまで漏れてきません。
第2関節は無理でも、立った時に坐薬が入ってるなーと感じないぐらいまで入れられれば大丈夫。
とにかく坐薬とは長い付き合いになります。
2回目の体外受精でも、坐薬から解放されたのは妊娠8wの時でした。
待望のベビーに会うため!!
となんとかモチベーションを保って乗り切りましょう(^_^;)